庭ではなく畑


なぜ「幼稚園」ではなく、「幼児園」なのか。

その一つの理由が園庭がないからです。

園庭はないのですが、畑はあります。

何を育てるかはその時々でいろいろです。

子供たちの好きな野菜や花だったりします。

そして出来るだけ種から育てて種が取れるものを育てています。

小さな種から大きな実になる。種類によって種がちがう。

普段何気なく食べているものを育てるということは未知なる出会いで溢れています。

毎日変化していく作物、そこに寄って来る虫など、観察の目が養われます。

育む喜びを知ること。

そして育てたものを食べること、ちょっと苦手な野菜でも育てた野菜は美味しく感じるものです。

 

そうやって収穫したものをお家に帰って料理して食べる。

予想外にぺろっと食べきってしまう。

そんな体験があります。